専門演習Ⅰ・Ⅱ[3年前期・後期]


授業のテーマ及び到達目標

  1. 自らが選択したテーマに関連した文献の探し方、まとめ方を身につけるとともに、他の履修者との議論を通して、問題に対する多様な議論の存在を認識し、複合的な視点から課題の本質を捉えて、それらを整理・分析し、組み立て表現する力を身につける。
  2. 日常生活の中の何が問題であり、自分はなにを解決するのか。そのためには何を明らかにしなければならないのか。その前提となる理論は何か。その問題はすでに検討されていないか。解決するとどのように役立つのか。これらのこと全てを考えて課題を設定し解決する道筋を計画できる力を身につける。

授業概要

  1. 担当教員の指導のもとにテーマを立て、テーマに関連した文献の講読、関連資料の収集・分析、グループ討議を通して、専門的課題への理解を深める。また、観察・調査・実験・フィールドワーク等を通して、研究テーマの探求手法と方法論の修得をめざす。さらに、問題に対する多様な議論の存在を認識し、複合的な視点から課題の本質を捉えてそれらを整理・分析し、組み立てて表現する力を身につける。Scrapbox(リアルタイム情報共有ノートサービス)を利用して演習の準備と記録を行う。毎週宿題として興味を持った1冊の書籍(あるいは論文1本)を読み、それをScrapboxに入力(レポート)して授業に臨む。授業では各自がレポートを他の履修者に解説し議論する。議論の内容はリアルタイムで他の履修者が協力してScrapbox上のレポートに追記修正する。夏休み前に4年生での卒業研究テーマを絞ることを目標にする。
  2. 専門演習 I に引き続き、担当教員の指導のもとにテーマを立て、テーマに関連した文献の講読、関連資料の収集・分析、グループ討議を通して専門的課題への理解を深めるとともに新たに取り組むべき課題への認識を深める。観察・調査・実験・フィールドワーク等を通して、テーマへの総合的な探求力を高め、履修者ごとの課題意識や問題意識を醸成しながら、4年次における卒業研究に繋げて行く。Scrapbox(リアルタイム情報共有ノートサービス)を利用して演習の準備と記録を行う。毎週宿題として興味を持った1冊の書籍(あるいは論文1本)を読み、それをScrapboxに入力(レポート)して授業に臨む。授業では各自がレポートを他の履修者に解説し議論する。議論の内容はリアルタイムで他の履修者が協力してScrapbox上のレポートに追記修正する。12月に卒業論文の目次ができていることを目標にする。