デザインの概念や理論、多様な分野のデザインを学ぶことでデザインについての理解を深める一方、モノやコト、社会に潜む課題を発見したりデザインを評価したりする力を身につける。
「デザイン」とは「ものに意味を与える行為」であり「ものごとの全体を分析し把握しながら個々の問題を解決していく行為」であると定義した上で、本学科の学びの分野のひとつである「デザイン」について歴史を俯瞰し、メディアやコミニュケーションと「デザイン」との関係を再確認する。そして、手のひらに載る大きさから都市までの様々なスケールの「デザインされたもの」についてそれらがどのようにしてデザインされたかを学ぶ。後半ではアイデアを具体化するための発想の手法とそれを評価する手法を学び、実践的なデザインの技法をグループワークで身につける。
本授業ではテキストは使用せず、適宜、資料を事前にオンラインで配布する。授業中は各自のスマートフォンやタブレット、ノートパソコン等でその資料を閲覧しながら受講する。