屋外における調査手法とその分析、印象の言語化、考察、結果の共有方法を身につける。特に、デジタルツールを活用した調査と共有の方法を身につけ実践できる。また、その情報を活用してアナログの紙媒体を制作できる。そしてアナログとデジタルの双方のメリットとデメリットを比較し理解できる。
グループ単位で授業を行う。看板に必要とされる機能を把握し、あるべきデザインを考える。そして、福岡市内または春日市内の店舗の看板で「デザインの質が高い」と考えられるものを調査し写真撮影するとともにGoogleマップに説明付きでマッピングする(100個以上)。説明には「何が」「どのように」いいのか。「なぜ」そう言えるのかについて、他者が読んで容易に理解できるように論理的に言語化する。後日グループで討論し、客観性を持って「質が高い」と判断できた24個の看板を抽出する。抽出した看板をマッピングしたGoogleマップは共有できるように設定しておく。その後、地図、看板写真、説明を含んだ情報をA3用紙2枚(片面のみ使用)にレイアウトする。