デザインとコミュニケーション[2年前期]


授業のテーマ及び到達目標

デザインが人間のコミュニケーションに与える影響を理解する。また、意図した意味を正確に伝達できる表現を身につける。

授業概要

「デザイン」は「ものに意味を与える行為」である。意味を与えられることによってものは価値を持つ。他者に正確に意味を伝えるためにはどのようにデザインする必要があるか。そのためには理論と実践の両方が必要である。デザインが人間のコミュニケーションにいかに作用するかについて講義を行った後、自らの手を動かして講義に対応した演習を行う。履修者は授業時間中および時間外に演習課題を制作する。

評価方法

  • 提出された課題(85%)
  • 他の履修生にも有益な授業時間中における自発的な発言や質問(15%)

教科書

本授業ではテキストは使用せず、適宜、資料を事前にオンラインで配布する。授業中は各自のスマートフォンやタブレット、ノートパソコン等でその資料を閲覧しながら受講する。

参考文献・参考資料

  • 『意味論的転回―デザインの新しい基礎理論』 クラウス・クリッペンドルフ著  エスアイビーアクセス 2009年
    • ISBN 978-4-434130335
    • 4,180円
  • 『インフォグラフィックス―情報をデザインする視点と表現』木村博之著 誠文堂新光社 2010年
    • ISBN 978-4-416609279
    • 3,080円