自然物の形態的特徴を感覚的に読み取るだけでなく、科学的を裏付けを持って把握する技術を身につける。さらに類似する他の対象との差異を全体の統一感を備えた上で表現できる技術を身につける。
この授業では表現技術の向上に直結するカテゴライズの手法の演習を行う。人間は目で見たものをそのまま認識しているのではなく、連続的な視覚映像を切り分け(分節化)、頭の中にある概念とすり合わせて分類することで認識している。授業では動物園の動物を観察し、その特徴を捉え、単純ながらもカテゴリー(差異)を認識できるイラストレーションの表現を行う。
本授業ではテキストは使用せず、授業中に資料を配布する。